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空色勾玉

空色勾玉 (徳間文庫)空色勾玉 (徳間文庫)
(2010/06/04)
荻原 規子

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その昔、日本が「豊葦原」と呼ばれた神話の時代が舞台のファンタジー。
しかも超美麗な登場人物てんこもり。

…ナニその素敵すぎる設定はっっ

てことで、わくわくしながら手に取りました(不純な動機ですみません)。

だがしかし。

うむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ。

確かに登場人物は魅力的です。
たぶんこれをアニメとかにすると、「キャラ萌え」必至でしょう。
世界観もしっかり確立されていて、安心して物語の世界に入り込むことができます。
描写も非常に美しいです。「松虫草」が広がる草原など、鮮やかに目に浮かぶようで、その文章力は素晴らしいと思います。
読んだ人は皆さん絶賛されてます…。

でも、それって本当に"物語として"面白いと思ったのかな。

周囲に引きずられ過ぎで主体性のない主人公。
いったい何がしたいのか意味不明な月代王。それに輪をかけてもっと意味不明な行動に出る照日王。
それでも途中までは、胸にせまるエピソードも多く、それなりに感動的なシーンも色々ありました。
このまま最後まで突っ走ってくれれば…
と期待していましたよ。

なのに…。

あまりにもご都合主義なエンディングでみんなぶち壊し。
それまでの展開を楽しんでいただけに、心底がっかりしました。

んで、総括。

結局これは、神話の世界の壮大な「兄弟喧嘩」?
そしてラストに父ちゃん登場で「これこれみんな仲良くしなさい」
で、大団円、と…。

なんだかなぁ。

世界観とキャラクターが素晴らしいだけに非常にもったいない。
これはこの作者のデビュー作らしいので、今はもっといいものが書ける人になっているのかもしれないですが、このシリーズは残念ながら、もう読みたいとは思わないです。ゴメンナサイ。

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日々子育てに仕事に大忙し。
でも家事は忘れても(・_・)読書は忘れない。
そんな道楽猫が、日々の暮らしの隙間をぬって読んできた本の感想を留めたくて開設したブログです。

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