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幻惑の死と使徒

幻惑の死と使途 (講談社文庫)幻惑の死と使途 (講談社文庫)
(2000/11/15)
森 博嗣

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「諸君が、一度でも私の名を叫べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」
いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才マジシャン・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車の中から消失。これは匠幻最後の脱出か?~(裏表紙より)


SMシリーズ6作目。
「夏のレプリカ」と同時間軸に起こったもうひとつのミステリー。
というよりこっちが本命で「夏のレプリカ」がオマケか。
計算し尽くされた見事な構成。何重にも張り巡らされたトリックは圧巻でした。

またしても犀川にしてやられたカタチの萌絵お嬢さま(笑)。
せっかく「謎はすべて解けた」とばかりに関係者を一堂に集めて探偵よろしく謎解きを始めたのに、結局事の成り行きを飄々と眺めていただけの犀川にその解答をひっくり返される。
確かに萌絵お嬢さまの解答では、謎が残るしすっきりしない。
なんだかなぁと思っていたところで真相が明らかにされ、「おお」という感じでした。

今回は犀川先生と萌絵の会話より犀川先生VS浜中くんの会話が面白かった。
金魚すくいを知らない萌絵は相変わらずお嬢さまパワー炸裂。

「人は名前のために生きている」か。そうかもしれない。さすが深いなぁ、犀川先生。

犀川先生語録
「何かに気がついて、新しい世界が見えたりするたびに、違うところも見えてくる。自分自身も見えてくるんだ。面白いと思ったり、何かに感動したりするたびに、同じ分だけ、全然関係ない他のことにも気がつく。これは、どこかでバランスをとろうとするのかもしれないね。たとえば合理的なことを一つ知ると、感情的なことが一つ理解できる。どうも、そういうふうに人間はできているみたいだ。」


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ジャンル | 小説・文学

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久しぶりに読みたいな~

森さんのは一時期読んでました^^でもいつの間にか離れ
ちゃってたんです(苦笑)また読もうと思ってますが、
道楽猫さん的にはどのシリーズがお薦めですか?w

Re: 久しぶりに読みたいな~

> チルネコさん
私も実は、最近はあまり森博嗣さんは読んでないです。
Vシリーズは登場人物が好みでなくて(苦笑)それ以降ちょっとご無沙汰でした。
でも改めて読むと、「S&Mシリーズ」はやっぱり面白いです。
あと、ミステリーではないのですが、個人的に「スカイクロラ」シリーズが大好きで、いつか感想書きたいと思っているのですが、これはなかなか難しいです。
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道楽猫

Author:道楽猫
日々子育てに仕事に大忙し。
でも家事は忘れても(・_・)読書は忘れない。
そんな道楽猫が、日々の暮らしの隙間をぬって読んできた本の感想を留めたくて開設したブログです。

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